SEO対策上、サイトの高速化が重要なポイントになりますが、サイトのダウンロードサイズは広告配信によって大幅に増加してしまう傾向があります。
Lighthouse等でチェックした際、アクセス解析やWEBフォントよりも広告配信で使用するダウンロードサイズが大きく、画像などで節約した努力が帳消しになってしまう可能性があります。
配信される広告によっては、広告主側で画像容量などが最適化されておらず、またWEBフォントを使用しているケースもあるため、サイト運営者側では調整できない事情があります。
これを回避するには、掲載する広告の数を減らすしかありません。
特に、Adsenseの自動広告についてはサイズが大きくなる傾向があると感じていますが、広告の配信数については最小限にとどめておくようにしましょう。
広告数を増やすことによりダウンロードサイズが増大し、サイトの表示が遅延してしまうとSEO対策上のデメリットが発生してきてしまい、検索順位が下落して流入するアクセス数が減少してしまいます。
その結果として、掲載する広告の数を増やすことで、かえって広告収入が減少してしまう可能性があるため、本末転倒の結果になる可能性があります。
また、広告を配信する側でも、使用する画像容量などのデータサイズを抑えるなどして、サイト運営者側に敬遠されないような配慮をしておくとよいでしょう。