インターネット広告の役割

インターネット広告には、他の広告媒体にないいくつかの特徴があります。これらはインターネット広告に新たなマーケティングツールとしての可能性を与えるものです。
最近では当初からあるバナー広告やメール広告などよりもPPC(ペイ・パー・クリック)型広告のオーバーチュア広告(*1)、アドワーズ広告(*2)が注目されています。
ブロードバンド普及により、インターネットのメディアパワーが増大しています。広告メディアとして新たな利用方法が次々と生まれてくるでしょう。インターネット広告はマーケティング・ツールとしての潜在的な可能性は計り知れないものがあります。

細かなターゲットに届く
インターネット広告では、ターゲットを絞り込んで広告配信することが可能です。視聴者の興味に応じた広告を配信することで、広告を表示させた際の印象度が強まることに加え、クリック率などレスポンスも向上します。

商品・サービス理解促進・購入検討
ネット広告で自社のwebへ誘導できればその後のwebページは文字やスペースや体裁などの制限はありません。商品をきれいなカラー画像で紹介できますし、動画でも紹介は可能です。例えば、競合他社との製品比較も膨大な情報をうまく整理し、順序よく閲覧できればユーザが納得いくまで情報収集ができ、商品へのより深い理解が可能です。Webは商品に関心をもった消費者が、自らアクセスしたり、ネット広告で促すことで、極めて簡単なアクションで購入検討のための情報を得ることができる点で画期的である。最近では購入検討(決定)のメディアとしてインターネットを挙げる消費者が多いそうです。

リアルタイムに把握し、広告戦略に生かす
webでは、視聴者のアクセス状況について、そのデータをサーバー上に記録することができます。これにより、視聴者のドメイン名、アクセス日時、アクセスしたページ、使用ブラウザーソフトなどのデータの取得が可能です。そして、ドメイン名からは視聴者がアクセスしている国や所属団体・企業名などの属性を把握できるため、どのような属性をもった視聴者が、いつ、どのページにアクセスし、どの位の時間滞留していたのか、などの情報が得られます。このため、視聴者の動向を見ながら広告の表現や内容を変えていくことも可能です。例えば、広告内容を変化させた時に、どの程度の影響が表れるのかがわかるため、そのノウハウを蓄積して、後の広告戦略に生かすこともできるのです。

One to Oneマーケティングの実現
インターネットが他のメディアと最も異なる点は、双方向性をもつことでしょう。つまり、メディアから視聴者へという一方向の伝達だけでなく、視聴者からの反応をメディアが受け止めることができるという点です。この特性を活かせば、自社の製品に関心を持つ視聴者と1対1のコミュニケーションを図ることができます。このためインターネットは、One to Oneマーケティングの効率を飛躍的に高めるためのツールして期待されています。


*(*1)アドワーズ広告とはGoogle が新しく始めた、CPC (Cost Per Click、コスト・パー・クリック)型の広告サービス、自分のウェブサイトに関連するキーワードを購入することにより、 Google サイト利用者が検索を行った際にサイトの広告が検索結果画面の右サイドに表示されます。

*(*2)オーバーチュア広告とは検索エンジンで特定のキーワード検索時に広告主のサイトが上位に表示され、表示順位は1クリックあたりにいくら払うかの広告主が決めた価格によって決まります。クリックされなければ費用はかかりません。
日本では2002年12月よりYahoo!、MSN、Goo、Lycos、Infoseek でスタートしました。


バナー広告
web上の長方形のスペース上で、会社名や製品名を表示するものです。その形が横断幕(バナー)の形をしているためバナー広告と呼ばれてる。短期的な販売促進効果を狙う「キャンペーン型」や、企業名・イメージの浸透など、長期的な効果を狙うための「ブランド告知型」など、目的によって使い分けられている。近年用いられるようになったDirector、Flash、Freehandなどのブラウザの拡張機能によって、アニメーション、音声などの再生が可能となり、高度な表現力をもったバナー広告が可能になってきている。

メール広告
メールにより、メールマガジン(ニュース、会員情報など)やダイレクトメールを送付する際に、文頭もしくは文中の数行(一般的には38文字×5行)に文字テキストで作成した広告を付するもの。または、1社の広告のみ(一般的には38文字×200文字程度)を送付するものです。メール広告には多くのメリットがあります。メールは視聴者に直接配信するプッシュ型の情報配信の1つであり、多くの視聴者に対して一斉に、そして確実に広告配信することができる。しかも、ターゲット設定が可能なメール媒体も多く存在しますので、webへの誘導はもちろん、URLをクリックする確率は高いはずです。

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